化粧品の「本当のところ」

化粧品の【テクスチャー】とは?|ポイントと落とし穴


化粧品のテクスチャーとは?

化粧品で耳にする「テクスチャー」という言葉。「テクスチャー」とは何で、それは化粧品の使用感や効果とどういう関係があるのでしょう。

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化粧品における「テクスチャー」もしくは「テクスチャ」という言葉。
デパートの美容部員さんに「こちらのクリームは○○なテクスチャーですね」なんて言われて耳にしたことがあるかも知れません。

この「テクスチャー」というのは、「さらっとしている」「とろっとしている」「伸びがいい」「軽い」といった化粧品の「質感」を指します。

イコール「使用感」と捉えていただいてもいいですが、化粧品をつくっている側からすると、「使用感」が化粧品を肌に塗ったときの「自分が感じる感触」であるのに比べて、「テクスチャー」は「化粧品そのものの性状」といったニュアンスがあります。

「この化粧水、使ったあとさっぱりする(自分が)」というのは「使用感」、「このクリーム、肌にのせたとき重いね(クリームが)」というは「テクスチャー」、という感じでしょうか。

ところで、この化粧品の「テクスチャー」や「使用感」について、知っておきたいことがひとつあります。



 化粧品のテクスチャー・使用感と効果の関係


化粧品の「テクスチャー」や「使用感」。
「使い心地がいいか悪いか」という点では化粧水やクリームの第一印象を大きく左右します。

ですが実は、化粧品の「テクスチャー」「使用感」は、化粧品の「効果」と関係がありません。

メイク品においては「化粧下地の伸びがいい」「ファンデーションが軽い」といったテクスチャーの良さは非常に重要です。
しかし化粧水の「とろっとしている」とか「浸透している感じ」とか、クリームの「伸びがいい」「濃厚な感じ」といったテクスチャーや使用感は、実際に乾燥対策となるのか、しっかりと肌を保護できているか、シミやシワ対策の成分を肌に届けられてるか、といったことと、ほぼ関係がありません。

なぜかというと、テクスチャーや使用感は「感触をよくするための成分」で演出されたものであって、化粧品の実際の美容効果は、配合されている美容成分の種類と、その美容成分がどれくらいの濃さで入っているかで決まってくるからです。

「使い心地がいいから」という理由で化粧品を選ぶことは、悪いことではありません。
使い心地がいいほうが毎日のスキンケアが楽しくなります。
ですが「使い心地がいい」ことと「美容効果がある」ことは別の話ですから、きちんと肌の状態を観察しながら化粧品を選ぶことが大切です。



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